Requiem For The Armament

 題名の通り、本日「Portal 2」を完走しやした！
いや～なんと言うか、久々に心から楽しいと思える作品でした。「Portal」をプレイしていない俺でも話しについていける内容で、前作と似たように話しが始まり、どんどんと新たな展開へと進んでいきます。

このゲームを説明すると「パズルFPS」と言うしかない。中身はそれを遥かに超える物ではあるが、まぁ簡単に言えばそういうことだ。ステージ（パズル）に関しては各フロアに用意されてある「出口」へと無事たどり着くこと。その出口とスタート地点の間に様々なパズルが設置されてあり、それを解き次のフロアへと進んでいく。パズルに関しては、初期の段階で手に入れる「ポータルガン」や各フロアに用意されてある様々な機能／オブジェクトを利用して順位に解いていく。ゲームのタイトル通り、このポータルガンで「ポータル」を空け、障害物の回避や、物を移動させるため、物理的には行けない場所への移動、に使用する。しかしながらこのポータルガンは２つのポータルしか空けられないため、入り口と出口しか作成できない。その結果、この２つのポータルをどのように作成／利用してパズルを解いて行くかがこのゲームのミソである。面白いことに、この作品はかなりの自由度が存在していて、各プレイヤーごとに違った解き方が生じる。実際に俺もフレンドとプレイした時、「あっ、俺もっと面倒くさい解き方考えてた」と彼に言われた。なので、トロフィーや実績解除のために何週目に限らず、新たなとき方を見つけ出す事も可能だ。

なお、両方（PS3/XBOX360）のコンソールを所持している俺が今回購入したのはPS3版（北米）である。なぜなら今作に関しては、嬉しい事に、Valve社が他のサードパーティーメーカーより、PS3版に力を入れて制作していた事が判明しているからだ。もちろん主要であるＰＣには負けるが、素晴らしい出来だ！と言っても過言ではない。詳しく説明すると、まず最初に、PS3版を購入した時点でSteam用のPortal 2のプロダクトコードが同封されていて、SteamでPortal 2がフリーでプレイできるのだ！そして、初のPS3とSteamのオーバーレイ機能が搭載されていて、Portal 2のみではあるが、PS3とPCの協力プレイが可能になった。アカウント同士も共有できPS3のセーブデータ（Portal 2のみ）をそのままSteamで読み込ませることも可能。Steam上での自分のアカウント内容をPS3でみることも可能で、PS3で獲得したトロフィー（Portal 2のみ）をSteam上で反映させることもできる。主に言うクラウドサーバー機能である。グラフィックに関しては以下にPS3とXBOX360の違いを表示してあるサイトのリンクを貼っておく。俺が実際プレイし見た限り、ValveはPS3用にこの作品を一から作り直したようにもみえる。シングルとは違うステージをCo-opではプレイでき、もし一味違うFPSをやりたいとお思いなら、是非この作品をプレイしてみてはいかがだろう。

ストーリー： 10/10
グラフィック： 9/10
ゲームプレイ：10/10
操作性： 9/10
音楽： 10/10
SFX： 10/10

※追記：　北米版を購入してもROMが勝手にリージョンを認識するため、日本語字幕を表示することも可能。音声は英語のみ。XBOX360版は残念ながらグラフィックが劣化しているのでお勧めはしない。

・グラフィックの比較
www.gameblurb.net/featured/versus-portal-2-screenshot-comparison/

・PC/PS3での協力プレイ
www.gametrailers.com/video/ps3-pc-crossover-portal-2/713075